ライト・ハック・チュートリアル
SSOWカウンタトップディスプレイベースで
オリジナル商品が買えるディスプレイを作ろう!
その5-設置オブの方は??-
12 設置オブの書き換え
ようやく最初に述べました、このオブジェクトが2個組みで動作するために必要な作業をします。
一番最初に説明しましたように、購入してプレゼントできるオブは、giftとつくiffの方では購入後持ち物に入る処理や、プレゼント関係の処理を行います。
hack.iffの方ではディスプレイの設置や「見てみる」などの処理を行なっています。
デフォルトの花束やチョコレートなどのギフトでもこの処理の流れはほぼ同じです。
hack.iffからgiftファイルに処理を移すためには、何らかの方法で確実に自分のペアを探す必要があります。
SSOWのこのディスプレイシステムでは最初に書いたとおり「特定の呼び名」だけを参照して、相方を探せるようになっています。
ですから、2つのiffが作業の受け渡しをするために参照する箇所を、書き換える必要があります。
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giftファイルのBHAVの#4102を見てください。ここにはCT-Is+半角スペースのあとに、SSOWのオリジナルベースの名前が入っています。
実際のこのオブのベース配布時にどういう名前がついているか分かりませんが、私の場合、Raevenさんが私の送った花見団子のオブをベースとして作成してくださったので、ここにIs-encdangoと入っていました。
ここの名前を水饅頭のディスプレイとgiftのファイル、お互いがペアであることがわかる名前に書き換える必要があります。
この名前はご自分で考案してください。そして、この名前は他の人がつけないような名前である必要があります。
私の場合、、CT - Is enc_mizumanと書き換えることにします。名前カブリが起きないように、お菓子の名前のほかに、似た略称のなさそうな、うちのサイト名の略称を頭に入れてあります。
gift.iffの方は処理の目次である、ここでは#4102の名前を書き換えます。
#4102を右クリックすると、サブメニューが出ますから、Duplicate(上書き)を選びます。
そうすると・・・↓こんなポップアップが出ます。
NameのCT-Is enc_dangoを、ただCT - Is enc_mizumanに書き換えます。
ここは枠内にカーソルを持っていって、文字をタイプ、あるいはコピーしてペーストできます。
書き終わったら、OK。
長かったgift.iffの作業は以上で終了です。セーブして閉じます。
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今度は、長らくほったらかしだった、ディスプレイのiffを開きます。
#STRを見てください。
サブメニューの#303、Call Name Tree prim strings set(呼び出し系統処理設定)というところ。このラインをダブルクリックで開きます。
#2のところに、SSOWのベース名が入っています。これをさっきgiftのBHAV#4102に入れたのと同じ、あなたが考案した名前を入れてください。
私は画像のようにCT - Is enc_mizumanを入れています。
ここと、BHAV#4102が照合しあって、自分たちがペアであることを確認する部分ですから、入れ間違えないでください。
複数個のオリジナル・オブを呼び出したい場合は、対応する数だけのgift.iffのクローンを作り、作業12までの処理はそれぞれの画像作成、アクセサリ作成、gift.iffの書き換えをこのチュートリアル通りに進めます。
そのあとgift.iffとディスプレイの呼び合う名前を同一にすればOKです。
2008年夏イベントのお土産を例に取ると、これは1ディスプレイからクッキーと煎餅が買えるようになっていますが、iffのファイル名は
enc_miyage_event1_gift.iff<煎餅のgiftファイル
enc_miyage_event2_gift.iff<クッキーのgiftファイル
enc_miyage_event.iff<ディスプレイ
となっています。
この名前呼び出し処理は、煎餅
クッキー
こちらがディスプレイ。
3つに共通の名前、数字なしの「enc_miyage_event」をつけてあります。iff名はおのおの違っていますが、名前呼び出し処理だけ同じ名称を使っているのが分かりますね。
ファイル名はもちろんおのおのぜんぜん違うものでもいいのです。
この例示したオブでは、分かりやすいように番号で分けてあるだけです。
これで作業は全て終了です。
ゲームでちゃんと動作するか、設置、眺めてみる、購入〜プレゼントまで一連の動作を試してみてくださいね。
さあ、どうですか?上手く行きましたか?
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